プレスリリース

エボニック、マール(独)にて新しいポリアミド12複合施設の 竣工式を実施

2019年10月04日

・自動車エンジニアリングから3Dプリンティングまで、魅力的な市場の高い需要に対応

・この投資によりスマートマテリアル分野における成長を確実なものとし、ポリアミド12のリーディングカンパニーとしての地位を固める

・エボニックは4億ユーロ以上を投資

 

スペシャルティ化学会社のエボニックは自社としてドイツにおける最大の投資となる工場建設を正式に開始しました。ノルトライン=ヴェストファーレン連邦州の大臣であるアーミン ラシェットとエボニック インダストリーズAGの会長であるクリスチャン クルマンは、マール・ケミカルパークの中央の建設現場で200以上のショベルが地面に立てられた中、最前列で竣工式に臨みました。このセレモニーには、お客様、政界の関係者、従業員なども参加し、プロジェクトの開始が表明されました。自社におけるポリアミド12(PA12)の世界最大の生産拠点において、50%以上の能力増強を行います。このプロジェクトは、ポリマーおよびその前駆体のための追加の製造設備であり、既存のPA12生産を補完します。生産開始は2021年を予定しています。

アルミン ラシェットは式典で、ドイツ、特にルール地域の北部に4億ユーロ以上を投資することが特に重要であることを指摘しました。「エボニックのようなスペシャルティケミカルのリーディングカンパニーが超近代的な生産拠点に投資していることは、ノルトライン=ヴェストファーレン連邦州がドイツにおけるナンバーワンの化学品の生産拠点であり、グローバルレベルで競争できることを示しています。シンガポールをはじめとする諸国は、この工場誘致において、税制上の優遇措置を武器に激しく競争しました。結果的に、有能な化学およびエネルギー会社とのネットワークの優位差により、マールに決定しました。プラスチックはハイテクマテリアルであり、将来性のある資源です」と述べました。

 クリスチャン クルマンは、この新工場の意義を強調し、「これは、当社がドイツで行う最大の投資です。革新的なスペシャルティケミカル製品により、更なる成長を遂げるべく、この工場を建設しています。
当社の高機能ポリマーPA12を、3Dプリンティングのようなグローバルな戦略的成長市場へ提供することができます。自動車産業においても、軽量かつ耐用年数の長いプラスチックが資源の効率化に重要な貢献をしています」と述べました。

また、イノベーションは、スタートアップ企業及びデジタライゼーションプロジェクトのビジネスそのものであると、エボニック リソースエフィシエンシーGmbHのクラウス レティッヒ会長は、この起工式に出席した人々に端的に紹介しました。「お客様の堅調な成長を支えるため、新しいカスタマイズポリマーを開発する際には、より速く、より柔軟になりたいと考えています。そのためには新しい技術が必要であり、人工知能の活用に向けて一貫した取り組みを行ってきました」とレティッヒは言います。

エボニックは、50年以上にわたり、様々な顧客のニーズに応じて高機能ポリマーを開発してきました。当社はPA12の世界有数のリーディングカンパニーであり、ベスタミド®というブランド名で販売しています。自動車産業、石油・ガス、メディカル、およびスポーツなど、非常に魅力的な市場において、この材料に対する高い需要が見込まれます。PA12のパウダーであるベストジント®は、食器洗い機のバスケットなどの金属コーティング、自動車部品、および医療機器などの用途に使用されます。また、エボニックは、産業規模でハイテク部品の生産に3Dプリンティングが使用できるよう、特殊なポリマーパウダーの開発に長期間尽力しています。

(以上、2019年9月17日発表文書の和訳)

※ダイセル・エボニックはエボニック リソースエフィシエンシーのポリアミド12関連製品の日本販売元です。