プレスリリース

エボニック、高機能ポリアミド事業再編

2019年05月10日

  • マール・ケミカルパーク

※ダイセル・エボニックはエボニック リソースエフィシエンシーの高機能ポリアミド事業(ポリアミド12関連及び透明樹脂、バイオベース樹脂製品)の日本販売元としてエボニック リソースエフィシエンシーからのリリースの和訳をお届けいたします。(以下、2019年5月9日発表文書の和訳)

 

エボニックは、自動車、オイル・ガス、3Dプリンティング、光学系アプリケーションなどの成長市場向けの高機能材料に注力し、新しいポリアミド12(PA12)製造施設の建設を開始すると同時に、マール・ケミカルパークでの透明ポリアミドの生産増強を進めています。その一方で、再編プロセスの一環として、エボニックは、ドイツのヴィッテンで製造しているポリフタルアミド(PPA)ビジネスから完全に撤退します。

 

スペシャルティ マテリアルへの注力

「ポリアミド事業の再編により、軽量構造、3Dプリンティング、複合材料など成長が確実な市場における魅力的な用途のスペシャルティ マテリアルに生産・技術の強みを集中させていきます。このことが継続的な成長のための確固たる基盤となるでしょう」と、ハイパフォーマンスポリマーズ事業部の責任者であるラルフ・デュッセルは述べており、「お客様のために、今回の再編によって高度なソリューションの開発へ、より一層注力していきます。」と語りました。

 

エボニックはドイツでの約4億ユーロの投資により、PA12に対する総合的な生産能力を50%以上増加させます。増設されるポリマーおよびその前駆体の製造設備は、ノルトライン=ヴェストファーレン州のマール・ケミカルパークに建設され、既存のポリアミド12製造プラントを補完します。この複合施設は2021年前半に稼動する予定です。

同時に、エボニックはマールにおける透明ポリアミドの生産も拡大します。

この生産拡大は、2020年第1四半期に完了する予定です。これらの増強により、高機能材料の総合的な生産能力は倍増します。

また、ポリアミド事業の再編成に伴い、2020年第1四半期末までにヴィッテンで製造しているポリフタルアミドの製造・販売を中止する予定です。エボニックは、PPAプラントからマールに従業員を移し、新PA12工場にリソースを配分する予定です。

 

「高機能ポリマーに焦点を当てたマーケティングにより、社内シナジーの活用として、経験豊かなヴィッテンの従業員に安定した仕事としてマールの新しいポリアミド12製造施設を職場として提供し、長年に渡るポリマーの重合とコンパウンドの経験を活かしていくことができます。」と、エボニックのグラニュールズ&コンパウンズの責任者であるヨルダネス・サボポウロスは述べています。

 

 エボニックは現在、ヴィッテンで300人近く雇用し、約16ヘクタールの有機化合物生産用の複数の設備を運営しています。塗料、コーティング、接着剤産業向け原料の主要生産拠点の1つとなっています。2018年には、ヴィッテンにおいて特殊共重合ポリエステルの新しいプラントが稼働しました。

 

バイオポリマーは製品ポートフォリオを拡充

Terra(テラ)シリーズのバイオベースポリマーは、エボニックの事業ポートフォリオに留まり、再編成された高機能ポリマー事業を補完します。

 

エボニックは、高機能プラスチックの開発・製造に50年以上の経験を有しており、広範囲の製品ポートフォリオは、あらゆる産業用途のためのソリューションを提供することが可能です。