プレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂ベスタキープ®Care 頸椎の手術用採寸冶具に採用

2018年12月04日

  • <参考資料>株式会社アムテック様ご提供<術前>
  • <参考資料>株式会社アムテック様ご提供<術後>
  • トライアルを脊椎(模型)に当てているところ

- ステンレスからの置換による軽量化
- オートクレーブ滅菌にも対応

 ダイセル・エボニック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:金井 産)のPEEK樹脂ベスタキープⓇ Care*が、株式会社アムテック(本社:東京都杉並区、代表取締役:綾香 悦子)の椎弓形成術の採寸用冶具(通称トライアル)として採用されました。

頸椎の変形などにより脊髄が圧迫されるため麻痺や痛みが生じる患者へ椎弓形成術を行うことがあります。この手術では、椎弓と呼ばれる部分を扉のように開いて圧迫された脊髄のスペースを広げます。その広げた部分に「バスケット」と呼ばれるプレートを固定します。術前にX線で予め患者に適したサイズを予想し、術中は実際に拡大した 椎弓部に用意した複数のトライアルを直接当てて、どの寸法がフィットするか試します。

従来、トライアルは主にステンレス製でしたが、ステンレスは重く、また複数を同時に洗浄するため、冶具に傷がつくこともあります。医療用ベスタキープ® Careは軽量かつ、オートクレーブの130℃の高温下における滅菌工程にも耐え、冶具同士の接触による破損も生じません。また、生体適合性にも優れるため、脊椎への接触も安心して行えます。

この冶具は、日本ケミカルスクリュー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役 判治 文雄)の卓越した射出技術にて成形され、プレートと全く同じサイズのトライアルの製作を実現しています。

洗練された使いやすい器具は術中の医師の負担を軽減し、手術を受ける患者への安心にもつながります。今後はアジアの市場も見据えて、金属製の冶具をベスタキープⓇ Careで広く置き換えていきます。

*ベスタキープⓇ Careは独エボニック リソースエフィーシエンシー社の登録商標。日本販売元はダイセル・エボニック

ダイセル・エボニックは高機能プラスチック展に出展します(ブース:6ホール32-53)

ベスタキープⓇ Careの展示を予定しておりますので、ぜひご来場ください。

第7回高機能プラスチック展 出展のお知らせ
https://www.daicel-evonik.com/news_release/topics/detail/2

ダイセル・エボニックについて
ダイセル・エボニックはエボニック ジャパン株式会社と株式会社ダイセルの合弁会社です。1970年に設立以来、ダイアミドやベスタミド、ベストジント(ナイロン12樹脂)、トロガミド(透明ナイロン)などの優れた機能性樹脂を創出してきました。近年では、C8&C12脂環乾式化合物、プレキシグラス(PMMA樹脂)、ベスタキープ(超耐熱性樹脂・PEEK)など、取り扱う製品バリエーションも充実しています。より付加価値の高い製品をお客様にお届けするために、常に新しい視点とアイデアで品質向上とサービス体制の強化に努めています。