プレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂 ベスタキープ マルチフィラメントの仮撚加工に成功

2018年04月17日

  • PEEK樹脂「ベスタキープ」マルチフィラメントの仮撚加工

ダイセル・エボニック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレ・ノッペ)の耐薬品性、耐熱性にすぐれたPEEK樹脂「ベスタキープ」製のマルチフィラメントを、福井県工業技術センター(福井県福井市、所長:強力 真一)にて、特殊な仮撚技術を用い、柔軟性、伸縮性を保持させることに成功しました。 

高い弾性率を持つPEEKフィラメントは、クリープなど高い応力が発生する用途に適しています。 また、フィラメントをPEEK医療グレード(ベスタキープ Careで製造することにより、生体適合性を必要とされる分野への展開も可能です。

プラスチックには思えないその柔らかな風合いは、まるでコットンのようですが、綿とは異なり、高い弾力性を発揮します。

また、PEEKの持つ優れた耐薬品性と、耐オートクレーブ特性により、120℃を超える高温下での滅菌工程にも耐えうることができるため、その他の医療用機器・装置などへの展開も期待できます。これらの特徴を活かし、多岐に渡る医療分野への浸透を目指すとともに、ガンマ線への高い耐性を活かし、航空宇宙産業や原子電力発電関連への展開をも見据えています。