プレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂 ベスタキープ Care 高機能プラスチック製注射針に採用

2018年04月11日

  • 山田精工株式会社様 ベスタキープ Care注射針

 

- ベスタキープ Care の優れた靭性と生体への安全性

- 射出成形による高い生産性かつ自由度の高いデザイン性

- 金属アレルギーを引き起こさない

- 穿刺時の「痛み」の負担減

- 使用後の廃棄処分が容易

 

ダイセル・エボニック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレ・ノッペ)のPEEK樹脂「ベスタキープ Care」が、山田精工株式会社(本社:新潟県魚沼市、代表取締役:井口孝司)が開発中の高機能プラスチック製注射針に採用されました。 

この高い靭性を備えた注射針は、精密な金型加工技術と成形加工技術による極細注射針(外径0.57mm、内径0.31mm)を実現し、かつ射出成形による高い生産性を有しています。 また、デザインの自由度に優れるため複雑かつ様々な形状の生産が可能となり、多針化や、先端部の形状を調整することにより、穿刺時の「痛み」の緩和や薬液注入量のコントロール及び神経へダメージを与えにくいなどの利点があります。

生体適合性を備えたベスタキープ Careシリーズを使用することにより、より信頼性の高い製品の開発に繋がると共に、点滴用留置針やカテーテルなど短期的に体内に埋設することも可能です。

PEEK樹脂ベスタキープ  Care製の針は、金属を全く使用しないため金属アレルギーを引き起こさず、安心して使用できます。 注射器使用後はプラスチックごみとして廃棄できるため金属針のように厳重な廃棄工程の管理を必要としません。 加えて、非磁性であるポリマー製のため、今後普及が期待されているMRIなどの診断装置使用時にも対応できます。 

また、PEEKの持つ優れた耐薬品性と、耐オートクレーブ特性により、120℃を超える高温下での滅菌工程にも耐えうることができるため、この超精密加工技術との組み合わせにより、その他の医療用機器・装置などへの展開も期待できます。これらの特徴を活かし、多岐に渡る医療分野への浸透を目指しています。