プレスリリース

エボニック、HP社の3Dプリンター材料の オープンプラットフォームプログラムのパートナーに

2016年08月02日

  • ベストジント ポリアミド12パウダーを使用した3Dプリンターの部品サンプル

 エボニック インダストリーズ(以下エボニック)は3Dプリンター市場を推進します。 HPのオープンプラットフォームプログラムに参画し、HPマルチジェットフュージョンテクノロジーのために新しいポリアミド12ベースのパウダーを市場に投入します。

 エボニックは長年にわたり、3Dプリンター産業におけるハイテク部品の製造を可能にする特殊なポリマーを開発してきました。3Dプリンティング技術に最も適している「ベストジント」ブランドのポリアミド12ベースパウダーは、卓越した加工品質を提供します。

 エボニックは、HPのオープンプラットフォームプログラムへ積極的に参加することにより、自動車や航空産業用途などの量産に向けて、積層造形技術の更なる発展を期待します。 また、HPのオープンプラットフォームプログラムの革新的な3Dプリンティング技術のために、特殊なPA12ベースのパウダーを上市したいと考えています。

 エボニック ハイパフォーマンスポリマーズ事業部の責任者であるマティアス・コッテンハン氏は「HPのマルチジェットフュージョン技術は新しい3Dプリンター用途の扉を開け、将来に向けた新しい材料研究の礎となるでしょう。」と述べています。

 ベストジントは、独エボニックのマール工場にて独自の製造工程で生産される
ポリアミド系パウダーです。 3Dプリンター市場の需要増加に応えるため、現在、エボニックではベストジントの生産能力を拡大しています。新しい生産ラインは、2017年末に稼働開始予定です。

(このリリースは2016年7月8日にエボニック リソース エフィーシャンシー社よりリリースされたものの和訳です。)

* ベストジント 日本販売元はダイセル・エボニック株式会社です。
 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレ・ノッペ)