プレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂 ベスタキープ-J 医療分野向け検体用カラータグピンに採用

2016年04月18日

  • PEEK樹脂 ベスタキープ-J製 タグピン

【 医療分野向けPEEK製カラータグピン 】

PEEK本来の持つベージュカラーのみならず、作業現場で容易に色別できるよう
ブルー、グリーン、イエローなど様々な色のタグピンを準備

ダイセル・エボニック株式会社(東京都新宿区:アンドレ・ノッペ社長)の特殊コンパウンドPEEK樹脂「ベスタキープ-J」が、合成樹脂関連製品メーカーである株式会社トスカバノック(東京都文京区:小峰信男社長)の医療分野向け検体用カラータグピンに採用されました。

ホルマリンなどに対しての耐性を持つPEEK製タグピンが病理検体の標本作成用タグの締結部品として2015年に最初に採用。 今回はより高い安全性、作業事故防止が求められる医療現場において、従事者が使用する部品に対して色による識別の要望に応えて着色による物性劣化のない特殊な2次加工技術を用い、PEEKの持つユニークな特性を保持しつつ複数の色の着色を実現しました。 同社は兼ねてより「ベスタキープ®-J」シリーズを用いて航空宇宙産業向けに締結用タグピンの開発にも成功しています。 今後も更に、PEEKの優れた耐薬品性、耐加水分解性を活かし医療機器分野への用途展開を行ないます。

 

 ダイセル・エボニックでは、一層の信頼度向上を目指し、今後も引き続き、お客様へのきめ細かな技術サポートを行ってまいります。

*PEEKはポリエーテルエーテルケトン(Polyether Ether Ketone)を表す正式略称です(ISO1043)。

 

尚、ダイセル・エボニック株式会社は下記の展示会に出展いたします。

 

■MEDTEC Japan 2016 @東京ビッグサイト 

期間  : 2016年4月20日(水)~22日(金)10:00~17:00

ブース : 東5ホール 2506