ダイセル・エボニック株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：アンドレ・ノッペ）のPEEK樹脂「ベスタキープ」のガラス繊維強化グレードが、このたび日本ケミカルスクリュー株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役：判治文雄）の北米向けANSI（インチサイズ）ボルトに採用されました。

このベスタキープ製ボルトは射出成形法を用いて製造され、医療用検査機器等に要求される以下の特性を保有しています。

【繊維強化グレードのベスタキープ製ボルトの特性】

1.　高い耐薬品性

2.　滅菌工程での優れた耐性

3.　高耐熱性

4.　MRIに対応した非磁性特性

　従来のPEEK製ボルトと比較して30%以上強度が向上しています。　また、医療用だけでなく、弱電、自動車、航空宇宙、半導体産業等への発展を視野に置きつつ、ダイセル・エボニックでは、一層の信頼度向上を目指し、今後も引き続き、お客様へのきめ細かな技術サポートを行ってまいります。

*PEEKはポリエーテルエーテルケトン（Polyether Ether Ketone）を表す正式略称です（ISO1043）。

尚、ダイセル・エボニック株式会社は下記の展示会に出展いたします。

 

■高機能プラスチック展２０１６　＠東京ビッグサイト

期間　　：　2016年4月6日（水）～4月8日（金）　10:00-18:00　※最終日のみ終了17：00

ブース　：　東5ホール　９－４４

セミナー：　「軽量化に寄与するダイセル・エボニックの新しい材料とその技術」

4/8（金）13：30-14：30　C会場　講師：テクニカルセンター所長　六田　充輝

 

■MEDTEC　Japan　2016　＠東京ビッグサイト　

期間　　：　2016年4月20日（水）～22日（金）10:00～17:00

ブース　：　東5ホール 2506